大人の違和感メモ

人との距離感や、言葉の行き違いについて書いています。 善意のつもりが息苦しくなる瞬間や、なぜかモヤっと残る会話のあとで考えたことを、静かに記録しています。

オフィス引っ越し作業で感じた違和感|さぼりなのか、キャパシティの違いなのか

オフィスの引っ越し作業をしていたときのことです。 狭い資料室で、部署共有のファイルを段ボールに詰める作業をしていました。書棚と書棚の間に手押しカートを置くと、もう人がすれ違うのもやっと、というような空間です。 「あれ、ガムテープどこに置いた…

家を無償で貸した日のことと、弱者保護について考えたこと

イギリスに所有している家の管理をお願いしている子から、連絡が来ました。 「2週間後に入るはずだったアパートが、急にキャンセルになってしまったの。オーナーが売ることにしたらしくて……。少しの間、そちらの家に滞在させてもらえませんか?」 困っている…

空気を読む癖は、いつから自分の意見を奪ったのか

私の同僚に、話している内容がときどき食い違う人がいます。 「あれ?前は違うことを言っていなかったっけ?」そう思うことは何度かありましたが、致命的なことではなかったので、「考えが変わったのかな」と受け止めて、深くは聞かずにいました。 ところが…

席を譲っただけなのに、なぜ怒られたのか

イギリスから日本に来て間もないころ、電車で老人の方に席を譲ろうとしたら、「そんな年じゃないわよ!」と怒られたことがありました。 一瞬、何が起きたのか分からなくて、ただ唖然としてしまいました。 イギリス、特に田舎の方では、妊婦さんやお年寄りに…

善意で近づいたはずなのに、傷ついた日のこと

私がまだイギリスに住んでいた頃のことです。 今振り返ると、当時の私は自己肯定感がかなり低かったのだと思います。人に「ありがとう」と言われると、自分は生きていていいんだ、生きている価値があるんだと感じられる気がして、ボランティア活動に積極的に…

住む場所は選べても、共有される基準までは選べない

住む場所を選ぶとき、私は立地や設備だけでなく、そこで共有されている「生活の基準」も大切にしていました。 ゴミの捨て方や音の大きさ、匂いに対する感覚。そういうものは、はっきりとルールで決められているわけではなく、それぞれが「これくらいなら大丈…

共感しているつもりで、引き受けすぎていた話

感情に寄り添うということについて考えたときもそうなのですが、私はどうも、感情に寄り添ったり共感することが、あまり得意ではない気がします。 得意ではない、というよりも、そこにとどまれず、つい先まで行ってしまう癖がある、と言った方が近いかもしれ…